その1 深夜特急で駒の湯へ、まずは初日をこなします。 ![]() あー、色濃く紅葉してますね。でもまだ登ったことはない(苦笑)。 |
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(2025/10/10-12 その1 もくじページ) |
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10/9(木)、普通に仕事を終えて帰宅し、荷物を積み込んで常磐道を北上します。ならはPAで仮眠しようと思ったのですが、別に全然眠くもなかったのでトイレと喫煙だけですぐに出発しました。ただ相双エリアともしばらくご無沙汰しているので、そろそろまたおじゃましたいなぁ。 |
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![]() 鳥の海PAでも休憩。だいぶ空が明るくなってきました。 |
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鳥の海でそこそこ仮眠を取った上で当初の予定休憩地であった東北道の長者原SAへ。なぜここを予定休憩地と考えていたかというと、仙台よりも北に位置するとはいえこの界隈は東北道の中間地点近くであるがゆえにドライバー各氏の需要が多いのか、ここの食堂は何と24h営業なのですよ。 |
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![]() ハイ、長者原SAにてめでたく日の出となりました。 ![]() 朝ごはんは牛タン丼。ご飯は少なめにしてもらいました。 |
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それにしても、まだ日の出直後だというのにそこそこのお客さんが出入りしていました(6時前)。「ここなら食べられる」ということを知っているプロドライバーの御用達なのでしょう、なおそこそこ美味しかったですよ♪ |
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その昔、小学生の頃から時刻表を眺めていて(必修クラブで「地図旅行クラブ」に属していたので時刻表は手元にあった)、「石越周辺は大きな都市でもなさそうなのに、何で私鉄路線があるのだろう?」(当時は『栗原電鉄』)と気になっていた記憶があります。 |
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駅の隣には直売所くりでんがあり、まだ開店前でしたが車を駐めさせてもらって駅周辺を見学です。駅舎は古いながらもしっかり手が入れられていて(乗車会の時は実際に使ってもいるでしょうし)、廃駅という感じはしません。そしてあちこちの角度から見ていくと‥ |
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このディーゼルカーには現役時代見覚えがありますし、何なら車内に入ったこともあります(マインパーク駅にて見学=この時です)。当時、せっかくなら乗車利用もしたかったのですが、車で立ち寄っただけだったので残念でした。 |
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ん?パンタグラフ付きの電車!1995年に電化が廃止される前まで走っていた車両でしょう。保存状態も屋根があるおかげで良さそうですが、もはや走らせることは出来ませんね。そもそもここ若柳駅の西側には車止めが設置され、この先には物理的にも行くことができません。 |
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それも可能であれば自転車方式ではなく、旧美幸線のレールバイクのように「エンジン付き」だといいなぁ(経費は掛かりますが)。土日祝運行となれば、そこそこ人は呼べるのでは?(地の利は別に悪くないですし)。それこそ田んぼの中をトコトコと走るのはなかなか他のレールバイクにはない特徴となるのではないかと思いますがどんなものでしょうかね。 |
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![]() ![]() (ねじりほんにょについて詳しくはこちら) ![]() |
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市道は県道に比べて道も細いのですが、途中栗駒山の展望地が2ヶ所あり、特に一ヶ所はなかなかの展望だったのですが、今回は高台に向かう取り付け道路が草ボウボウだったので断念し、橋上からの撮影としました。そもそもあそこは私有地だったのかもしれませんし、今後は入れなくなるかなぁ。 |
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ただ、このエリアにはキナ臭い情報もありました。訪問日1週間前の2025/10/3、ここから荒砥沢ダム方面に下る道路からほど近いところでキノコ採りをしていた方々が熊に襲われ、1人が死亡し、もう1人はこのページをタイプしている11月中旬になってもいまだ行方不明のままなのです。 |
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手前の看板には「休業」という貼り紙が。これ、8月の開放日が終了したときにおしんこどんが貼りつけたものですが(その時の様子はこちら)、今回はあえて外さず、予約を下さった方には「『休業』とありますがそのまま進んで下さい。その先にはA型ゲートと三角コーンとで道路が塞いでありますが、コーンを移動して(通過後はコーンを元の位置に戻して)下さい」と伝えてありました。無許可でコーンをずらして侵入する人はいないと思うので。 |
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湯守ご夫妻もすでに準備に入っていました。とはいえこの時点でまだ9時前なので、10時からの営業には余裕‥いやちょっと待て、第二浴室(女湯)は湯を抜いて清掃しなきゃなのです! |
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![]() ![]() ![]() ![]() (45分ほどでオーバーフローします)。 |
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ところで「女湯はともかく、男湯の掃除はどうしたの?」という疑問をお持ちの方もおられると思いますが‥今回は「とあるお試し企画」の関係で男湯の掃除はしませんでした。というか正しくは‥ |
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ご存じの方はほぼおられないと思いますが、透明湯に見える駒の湯の源泉は空気に触れると湯花の析出が顕著になり、そのため1晩でもそこそこ湯花が舞う(湯底に沈殿する)ようになってしまいます。 |
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![]() (この時のページはこちら 2018/3) |
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湯守としては「駒の湯の新鮮湯を楽しんでほしい」という思いから透明湯にこだわりを持って維持管理をなさってきたはずですが、温泉ファンの端くれたるTakemaとしてはちょっと別の思いもありました。それは‥ |
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そんな思いから、今回は第一湯小屋(男湯)については湯守の同意を得て一週間前の清掃後から湯を流しっぱなしにしていただきました。そしてこの日の男湯はといえば‥ |
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これに浸かってみれば「浸かればわかるさ」という故猪木師匠のお言葉通りとなること必定です(何のこっちゃ)。でも後から振り返れば予想とはちょっと違った結果となったのですけれどね(後述)。 |
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その理由として第一に「いつ来るかわからない立ち寄りのお客さんを待つことにより自分たちの仕事や所用に時間が割けなくなる」こと(薪作りや地区の仕事など)、そしていざやってきたお客さんにしても「駒の湯の諸事情を知らない方々の対応に気疲れすること」(ぬるい!とかシャワーがない!とか)もあり、湯守も喜寿を迎えた現状ではかつてのような営業スタイルが難しいということのようです。 |
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というような営業スタイルでいいんじゃないかなとTakema自身も思う次第です。 |
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![]() ![]() (だといいのですが‥) |
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さて、この日「いの一番」(死語)のお客さんは、8月のイベント時にもお越しいただいた「たこやきさんペア」でありました。今回「にごり湯」という企画に最初に食い付いて下さいました(嬉)。もちろん一番湯です。 |
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というか近年は各温泉地における日帰り入浴料も値上がり傾向にあるというか以前が安すぎたというか、今や800円とか1000円とかいうのも普通になりつつあります。高くなったなと思う半面今までが安すぎたのも事実なので、これはこれで自分としては納得しています。貸し切り入浴となると1時間で3000円というのも今や普通ですし。 |
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そうなのです。湯の中で長く舞いやすい「細かく軽い白湯花」は最初のオーバーフローとともに流れ出してしまったようで、浴槽内は案外に透明な湯と大きく重たげな白湯花(オーバーフローしにくい)が残されている感じでありました。かき回せばそこそこの湯花が舞う状況ではありますが、こりゃ「にごり湯」とはいいにくいかもなぁ。 |
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この日はワンちゃん連れのご夫妻にもお越しいただきました。右のワンワン、もしかして?と思ってうかがうと「ええ、おっしゃるとおり秋田犬です」と教えてくださいました。何となく今は亡き「わさお」にも似ているような。ちなみに左のワンワンも秋田犬だそうですが、こちらだけだとわからなかったかもしれないワン。 |
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ま、この日は晴れベースとはいえ気温もそれほど高くなく(だからぬる湯の長湯がサイコーだったわけですが!)、ワンワンもアスファルトの上とかでなく寛げたのはよかったかな?ちなみに両犬とも待っている間は一度も吠えずで立派でした。ご主人が戻ってきたら若い茶犬くんが「お帰りー、待ってたよ(待ちくたびれたぁ!)」とばかりの嬉しそうさアピール♪ほのぼのしました。 |
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とりあえずこいつらを割ってやっつけるわけですが、いかんせんTakemaの腰はまだ全然万全でもないので湯守も気を遣って下さいました(年上なのに‥)。でもひと月前に比べればだいぶマシにはなってきたんですが。 |
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こんなに太い丸太でもしっかり割れてしまうのですから、今の薪割り機は優秀です(エンジン式)。日暮れ前に作業を終えて3人で乾杯!というわけで初日終了です。自分で言うのも何ですが、この日は深夜運転の寝不足にもかかわらずそこそこ頑張ったぞ。 |
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ちなみにこの日の朝はそこそこ冷えていたようです。というわけでお風呂(女湯というか第二浴室)にのんびりと浸かって寝ましょうかね。 |
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